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「萌える」デザインの人体器官図が人気

人体にどのような器官や腺があり、何と言う名前なのか、ご存知だろうか。あるインターネット利用者が5日、「微博」(ウェイボー・ミニブログ)で擬人化された可愛らしいデザインの人間の器官などを発表して人気を集めている。重慶晨報が伝えた。

ネット利用者からは「中国の教科書でもこうした覚えやすい表現を取り入れるべきだ」という意見も挙がっている。

れらの器官を知っていますか?

「科学松鼠会」という名前の微博は5日、擬人化された人体の器官を掲載した。英語の説明を見ないで、いくつわかるだろうか。

絵には人体の12の器官と12の腺が描かれている。器官は子宮、肺、心臓、胃、肝臓、膀胱、脾臓、すい臓、脳、腎臓、腸で、腺は脳下丘、甲状腺、脳下垂体、松果体、睾丸、唾液腺、前立腺、腎上腺、卵巣、乳腺、腸腺、副甲状腺だ。それぞれの器官と腺の下には英語の名前の他に、その機能紹介の言葉が書かれている。

これらの器官や腺は色鮮やかで「萌える」目や鼻、口が描かれ、果物や野菜のような形のデザインのものもあり、ネット利用者から「かわいい」と評判だ。

これらの絵は外国のあるウェブサイトがデザインしたもので、同社サイトではこうした器官や腺がデザインされたぬいぐるみやレターセット、ノートなどを販売している。

ネット利用者「眠れない時は羊の代わりに内臓を数えよう」

これらのかわいい臓器のイラストを見て、ネット利用者は知識を増やすと同時に、そのかわいさを賞賛している。「こんなかわいいものが体の中にいるとは」と想像をたくましくする人もいる。

絵を掲載した人は、まず英語の説明は見ないであててみるようアドバイスしているが「英語の説明を見てもわからないものがたくさんあった。ナス、キノコ、豆といった果物や野菜、それからマウスのように見える」という感想が多い。

また「これから夜眠れない時は、羊を数える代わりに、この内臓を数えよう」というユーモラスなコメントもあった。

さらには「中国の教科書でもこうした親しみやすい表現を取り入れるべきだ。可愛らしいのに幼稚ではなく、知識にもなる」という提案もある。

 

「人民網日本語版」2013年7月11日

 

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