地下鉄4号線 公益西橋駅(グルメ)
グルメ
晋味源山西老麺館
文・写真=李京艶
「晋味源山西老麺館」は山西省の料理を主にしている。山西省河津からやってきた店主の「二窩」(「二窩」は、2番目に生まれた男の子に対する山西省での親しみを込めた呼び方)さんは、かつて大人気の鍋料理店を4軒を経営していた。2013年末に北京に来て、庶民の懐にあう「山西老麺館」を始めた。
山西料理は、歴史の厚みと文化の蓄積を持ち、材料の選択は素朴で質実、調理に際しては火加減を重んじ、原材料の味わいを大事に、塩味を主に、甘みと酸味で補う。店の内装は、山西省の伝統的家屋の風格で、お客たちは食事すると昔風の素朴な空間を楽しめると同時に、リーズナブルな美味を味わえる。
一人なら、10元ほどの「油溌麺」、それに1皿の冷菜をとればじゅうぶんに一食になる。3、4人で集まるなら、酸味と甘みのきいた山西省南部の冷菜に、お酒のつまみにぴったりに酢であえたピーナツ、そらに野菜料理、卵いりパンケーキ、サクサクとした衣をつけた肉と豆腐の煮込み、ピリカラの涼粉(でんぷんを煮てところてんのようにしたもの)とマントウの炒めもの、小瓶の酒、「削麺」、それで心から楽しめる。ラードと山西省平陸の小麦粉で作る飴がけの料理「抜丝風油葫藘」は、黄金のひょうたんのようで、外側はカリッと、中身は軟らかく、甘くて味わいがあり、山西のおやつ類が好きな人に特に推薦したい。
住所:豊台区馬家堡西36号院9号楼1F (公益西橋駅C口から北へ10㍍)
電話:010-5369-6055
一人当たりの平均消費額 40元
駐車無料
人民中国インターネット版 2014年1月22日