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『看天下』大学生うつ病との闘病

2016年1月28日 

精神障害が中国一部の大学生を困らせている。一人ではその苦痛から抜けだせない学生もいる。精神障害の中でも、うつ病は大きな割合を占める。うつ病は「比較」と「落差」に悩むことが原因だと専門家は分析する。「比較」することによって劣等感を持ち、目先のことしか考えず、社会不信になってしまうのだという。恋愛の失敗や学業ストレスなどからうつ病になる可能性もあるという。代表的な病状は不機嫌、意欲の減退や喪失、病状が進むと自殺する人さえいる。2011年、教育部(省)は心理学を専門とする教師が最低2人いる学生精神障害指導グループを設立することを大学側に要求した。大学では中程度から重度のうつ病患者が迅速に診察を受けられるよう手配している。このような大学のうつ病対策により、多くの学生がすでに自らの病気を正視できるようになった。

 

 

人民中国インターネット版  2016年3月

 

 

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