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中国国際出版グループとエール大学 米国休戦基金会の「開拓賞」を受賞

 

米国休戦基金会は中国国際出版グループと米エール大学に「開拓賞」を授与した(写真は左から蔡名照氏、米国休戦基金会のヒュー・ダガン会長、リチャード・レビン氏)
授賞式に出席した蔡名照氏(左)とサマランチ名誉会長
ヒュー・ダガン会長に『中国文化と文明』を紹介する黄友義氏(右)
中国国際出版グループと米エール大学の合同出版プロジェクト『中国文化と文明』が8月10日、米国休戦基金会から「開拓賞」を授与された。授賞式には、中国国務院新聞弁公室副主任、中国国際出版グループ総裁の蔡名照氏、同グループ副総裁の黄友義氏、米エール大学のリチャード・レビン学長、国際オリンピック委員会(IOC)のサマランチ名誉会長及びアメリカオリンピック委員会の役員や選手代表など125人が出席した。

1990年にスタートした『中国文化と文明』は、中米間最大の合同出版プロジェクトであり、両国政府も注目している。これまでに、『中国古代建築』『中国文明の形成』『中国彫塑』『中国書法』『中国古典哲学概念範疇要論』『中論』などを出版してきた。

米国休戦基金会は同プロジェクトに対して、文化、商業、政治、学術、言語などの面での障害を克服して世界に中国文化を紹介し、中米両国の交流や理解、信頼を促進するうえで大きな貢献をしたと評価。まさにオリンピック休戦の真髄だとした。北京五輪開催中に「開拓賞」を授与したことには、より特別な意味がある。

オリンピック休戦は、IOCが古代ギリシャの「神聖な休戦」に基づいて呼びかけている平和運動。古代ギリシャでは、選手と観客の安全を保障し、選手が全力で試合に打ち込めるようにと、五輪開催中はあらゆる交戦や敵対関係の停止を求めていた。この古代のオリンピック休戦協定は、千年以上継続されたという。

国連は1993年、加盟国に対して、五輪の開幕と閉幕前後の1週間及び開催中はオリンピック休戦協定を遵守するよう呼びかける決議を採択した。

オリンピック休戦を提唱している米国休戦基金会は、オリンピック精神の発揚に力を注いでいる機関や個人を表彰し、賞を授与している。これまでに、第28回オリンピック開催国ギリシャのコスタス・カラマンリス首相や2002年ソルトレークオリンピック委員会会長、前マサチューセッツ州知事のミット・ロムニー氏、アメリカオリンピック委員会のユベロス会長などが受賞している。(王浩=構成 チャイナネット=写真提供)0809

 

人民中国インターネット版 2008年10月

 

 

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