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● 弱者を考慮した規定
「経済適用住宅」は、低価格の賃貸住宅などの保障タイプの住宅とは違い、周辺の一般に売買される住宅の約3分の1~4分の1の価格を納めたのち、該当する住宅の部分的な財産所有権を持つものである。ゆえに、財産所有権が重視される中国においては、「経済適用住宅」は、一定の支払い能力のある低収入、居住条件が困難な家庭において歓迎されている。
海淀区住宅保障部門の公開した数字によれば、海淀区の「経済適用住宅」申請資格を備える1997戸が今回、住宅を選ぶイベントに参加している。住宅資源が比較的じゅうぶんなため、今回の申請家庭は、自宅1軒を購入できる。これは、近年来、中国政府が保障タイプの住宅という庶民の生活に関する政策をじゅうぶんに重視し、保障タイプの住宅に関して多くの政策を打ち出し、資金集め、土地の供給、工程の監督などにおいてじゅうぶんに業務をおこない、「第十二次五カ年計画」期間において、保障タイプの住宅を3600万棟建設し、今年1年の建設義務が1000万棟になることによる。一部の地方政府は、中央の決定に積極的に応じ、うち北京市政府は、全市範囲において「区」を単位とし、保障タイプの住宅の建設工程に取り組んでいる。
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| 北京市海淀区の保障タイプ住宅の建設工事現場 |
「私たち、1居室タイプにする?それとも2居室タイプにする?」「もちろん2居室タイプだよ!やっと2居室タイプを選ぶチャンスに恵まれたのだから、この機会を生かすべきだ。子供ができたら便利じゃないか!」30歳くらいの夫婦が興奮しながら住宅選びについて話し合っている。今回、海淀区政府が販売する住宅資源は80%が2居室タイプであり、今回集まった家庭は1居室タイプの購入資格家庭(家庭の成員が2人あるいは1人)よりも多く、2居室タイプの部屋を購入することができる(今回、準備された2居室タイプの住宅の建設面積平均は、約70平方メートル、1居室タイプの住宅面積平均は、55平方メートルである)。人々は未来の住宅に関してより期待に満ちている。
人々のなかで、折りたたみ式のイスに座っている白髪の女性は特に人々の目をひいていた。住宅の購入について聞かれると、彼女は興奮して「以前、住んでいた部屋は5階だったけれど、年をとってもう上れなくなった。国の政策のおかげで、部屋が選べて、私はやっと1階の家に住めるわ!」と答えた。
「北京市経済適用住宅購入資格申請、審査、販売管理法」の規定によれば、申請条件に準ずる家庭のうち、満60歳以上の老人、重度障害者、重病人のある家庭は、優先的に住宅を選択できる。
老婦人の傍らには40歳前後の男性がいた。男性は劉さんといい、息子さんである。「私の家には、老人と子供がいて、1階しか選択はないのです。本当のところは高層を買いたいのですが。建設済みの住宅を見に行ったところ、高層階は見晴らしが良く、日当たりも良い。けれど、この家は以前の家よりずっと広く、1階の日当たりも良いです。1階でも嬉しいですよ!」と劉さんはいう。今回の住宅選びに参加した家庭のなかには、劉さんのように親子3代が同居する申請者も少なくなく、家族のなかで異なる意見が出ている場合もある。けれど、合理的にデザインされた80平方メートルもの2居室タイプの住宅に、家族の老若男女はみな満足している。
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| 人に優しい住宅は家族のそれぞれの必要を満たす |
北京市海淀区にある「経済適用住宅」を選ぶ現場 |
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