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● 入居した人々の笑顔
保障タイプの住宅の建設と入居の現状をさらに探るため、私は海淀区蘇家坨地区にある2009年に完成した経済適用住宅区に行ってみた。住宅区に近づくと、6階建ての新しい団地がきれいに並んでいるのが見えた。その外観は、市の中心部で売られている一般的に売買される住宅とは比べられないが、ゆったりとした体裁のいいものだった。
住宅区のガードマンに事情を説明し、住宅区に入った。門を入ると、清潔で整っているのを感じた。住宅区のアスファルト道路は広くまっすぐで、道路の傍らには自転車がきちんと停めてある。住宅区の各棟の距離はじゅうぶんに余裕があり、各棟に日当たりをもたらしている。住宅区の中心には、細やかに設計された緑地があり、その間の石畳の道や亭は、東方の特色をもち、亭の下では老人たちが将棋をしたり談笑している。時には子供たちが傍らを笑いながら通りすぎ、穏やかな風景が続く。
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| 北京市海淀区経済適用住宅のすでに入居済みの住宅区 |
その後、私は幸いにも入居して1年が過ぎたある家庭を訪れることができた。この家庭は3階にあり、私を温かくもてなしてくれたのは、50歳すぎの女性だった。住まいのことを話す時、彼女はとても嬉しそうだった。「私たちは2009年の夏に住宅を選び、年末に内装を終えて入居しました。一家で大喜びしましたよ!見てください、明るくて広いでしょう!」周囲を見回すと、室内はじゅぶんに広く、モダン、とはいえなかったが、2LDKの間取りはとても合理的で、無駄がなく、20平米ほどのリビングには、大きなガラス窓から陽射しが注ぎ、明るくゆったりとしている。「一番満足しているのは、キッチンとトイレです。どちらにも窓があって、以前の古い家よりずっといい!」。彼女に連れられてキッチンにいってみると、そこには窓があるだけでなく、野菜や果物などを置いておける小さなベランダがついており、住み手に優しいデザインになっている。そのほか、天然ガス、暖房のヒーター、電話線、インターネットなどすべてが揃っている。管理費を聞くと、「1年で300元の管理費は、私たちでも大丈夫です。市の中心部よりずっと安く、でも管理サービスはいいですよ」という。住宅区の清潔で整った環境をみて、私の取材は満足いくものになった。
● 保障タイプ住宅退出制度の改善
現在、保障タイプの住宅の退出メカニズムは中国の住宅保障制度の大きなネックとなっている。収入の増加、条件の変化により保障タイプの住宅から出て行く住民はごく少数であり、長期にわたって政府の負担を増やしている。また保障タイプ住宅の政策を享受すべき別の人々がその権利を受けることができず、受けるべきでない人々が社会の資源を不当に占用している。
これに対し、北京、合肥などの一部の地方政府は、「年度審査」の方法を用い、定期的に保障対象となる家庭の収入などに対し審査を行い、条件にあわない仮定に対しては、賃貸料手当て、賃貸料値上げなどの方法を用い、退出させている。
姜偉新・住宅と城郷建設部部長は、昨年末の活動報告会議上において、2011年の保障タイプ住宅の居所安定業務の新しい業務の1つは、保障タイプの住宅の退出メカニズムについての研究、制定、規範である、と述べた。住宅と城郷建設部は、将来的には、保障タイプ住宅の退出管理を強化し、『基本住宅保障法』の制定と結びあわせた関連設備規定を打ちだし、保障タイプ住宅の「終身制度」を打ち破り、保障タイプ住宅の管理体系を改善し、より多くの困難に直面している家庭に対し、居所を安定させる新政策を行っていく。
私たちは、このような中国の保障タイプの住宅の建設が絶え間なく進むにつれ、庶民の住宅への夢の実現化を期待できる。
人民中国インターネット版 2011年1月10日
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