静岡パンダ会春節前夜祭開催

 

春節(旧正月)の大晦日となる2月9日、静岡市で静岡パンダ会春節前夜祭が開催された。これは、静岡県にゆかりがある中国人・日本人らが大晦日の晩を一緒に祝い、交流する集い。当日は、20名が参加し、静岡のご当地グルメ、『静岡おでん』に舌鼓みを打ちながら、楽しく語り合い過した。

初参加の呉栄柱さんは、「静岡の人々は、やさしくて穏やかな県民性を持っていると思います。私が住んでいる静岡市は、環境も良く、海鮮がおいしいです。これからも住み続けたいですね」と笑顔で話した。上海出身の呉さんは静岡大学に留学後、静岡市の貿易会社に就職し18年あまり日本で暮している。

主催である静岡パンダ会は、静岡県在住の中国人と中国で仕事・留学経験がある静岡県出身の日本人との交流を通じ、友好関係を発展させることを目的として、2011年2月に発足した。    静岡パンダ会の小杉長生会長は、「現在は、春節や国慶節など祝い事にあわせて交流会を開催しています。中国の方と和気あいあいと楽しくお酒を飲んで語るなど、友好を深める会を目指しています」と語った。

前夜祭の終わりは、参加者全員が中国語で新年のあいさつ「新年快楽」「恭喜発財」を唱和し、この一年も互いの幸せと友好が続くように願った。(文・写真=馬島由佳子)

 

新年のあいさつは中国語で

春節前夜祭に参加した静岡パンダ会の会員(戸塚和典撮影)

『静岡おでん』を囲んで前夜祭は進行した

「静岡名物の黒はんぺんが大好物です!」と呉さん

 

 

人民中国インターネット版

 

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