静岡で「日中友好交流春節新年会」開催

 

中国の春節を祝う「日中友好交流春節新年会」が17日、静岡市葵区のアイセル21で開かれ、静岡市日中友好協会の会員や静岡在住の中国人など約90人が出席した。

春節新年会に出席した程永華駐日大使の汪婉夫人は、挨拶の中で「現在、日中関係が厳しい中にありますが、今回のような草の根の交流は、両国の友好関係の発展にとても重要です。民間レベルでの相互理解が大切だと考えています」と述べた。

在日中国大使館三等書記官の王麟氏は静岡県について、「今日は天気がよく、富士山がとてもよく見えて素晴らしかったです。私の出身である山東省・済南の中学校は、静岡産業大学と交流があったので、中学生の頃から静岡県は馴染み深いものがあります。熱海市には出張で2度訪問しましたが、静岡市を訪れるのは初めてです。新年会後の久能山東照宮などの観光も楽しみにしています」と笑顔で話した。

会場では水餃子や雑煮などが振舞われた。和やかな雰囲気の中、ハーモニカの演奏に舞踊、静岡県ふじのくに親善大使も務める静岡英和学院大学・許静さんらによる琴演奏などを通し、両国の文化を楽しみつつ、日中交流を深めていた。(文・写真=馬島由佳子)

春節新年会会場

全員で水餃子を味わう

4月開催静岡まつり公式舞踊「夜桜乱舞」を中国服で披露

静岡英和学院大学の琴グループの演奏

 

 

人民中国インターネット版

 

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