文・写真＝陳克

キックオフミーティング会場の様子

3月1日、中国商務部（商務省）と雲南省政府の共同主催による第4回中国－南アジア博覧会（以下は南博会）及び第24回昆明輸出入商品交易会（以下は昆明交易会）のキックオフミーティングが北京で開催された。李紀恒・雲南省委員会書記が司会を務め、陳豪・雲南省省長が基調講演をした。銭克明・中国商務部副部長、劉振民・中国外交部（外務省）副部長、その他にもモルディブ経済発展部部長、ベトナム駐中国大使が挨拶を述べた。南アジア、東南アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南アメリカなど39カ国80余りの大使や外交官、また17の企業代表が参加した。

挨拶をする銭克明・中国商務部副部長（左から４人目）

南博会及び昆明交易会は今年6月12日～17日に雲南省の昆明市で開催すると発表された。今回は「刷新・調和・省エネ・開放・共有」の理念に基づき、「『親（友好）・誠（誠実）・惠（助け合い）・容（包容）』、ウインウイン」をテーマに掲げ、「中国と南アジアとの全面的な協力と発展の促進」を推し進めていく。モルディブは今回の南博会のテーマ国であり、第11回南アジア商務フォーラムの議長国でもある。一方、ベトナムは昆明交易会の主賓国となることがすでに決定している。

会議に出席する各国の代表ら

今回の展示会会場の総面積は17万平方メートル、展示ブースの数は8000にも達しており、前回に比べ、それぞれ38％、30％増加した。そのうち、海外の商社向けブース数は全体の50％を超えている。また、南博会期間中は展示会のほかに第11回中国－南アジアビジネスフォーラム、第4回中国－南アジアシンクタンクフォーラム、第8回大メコン圏（GMS）経済協力プログラムウィーク、そして中国－南アジア・東南アジアのアートウィークなども開催される予定だ。

人民中国インターネット版　2016年3月3日