中国共産党の党員に関する最新のデータ

 中国共産党の全国の党員総数は、6635万5千人に達しており、党員は各分野の先頭に立つ模範的役割を十分に発揮している。

 中国共産党中央組織部によると、2002年6月までに、全国の党員数は総計で6635万5千人に達し、1997年より593万8千人増加した。そのうち、35歳の以下の青年党員は1480万人、女性党員は1159万8千人、少数民族の党員は414万6千人で、それぞれ党員総数の22.3%、17.5%、6.2%を占めている。

 党員の構成を見ると、労働者、農民、知識分子、軍人、幹部の党員が、党の隊伍の最も基本的な構成部分であり、根幹となっている。 職業別では、工場労働者、郷鎮企業労働者、農業・牧畜・漁業従事者が2991万3千人、行政機関幹部や企業管理部門、軍人、武装警察官が1411万2千人、企業技術者770万1千人で、それぞれ党員総数の45.1%、21.3%、11.6%を占めている。また、高校卒以上の学歴を持つ者は3485万6千人、大学卒以上の学歴を持つ者は1536万6千人、それぞれ党員総数の52.5%、23.2%を占めている。

 1997年以降の5年間で増加した党員数は1189万2千人。そのうち35歳以下の青年党員は893万9千人、女性党員は302万6千人、少数民族党員は92万2千人で、それぞれ増加した党員総数の75.2%、25.4%、7.8%を占めている。2001年の入党申請者は全国で1444万7千人に達した。

 各級の党組織は、党員を民主的に評価する制度を堅持しており、不合格の党員を厳しく処分している。1997年から2001年にかけての5年間に、党員の民主的評価などを経て、全国で党組織によって処分され、党を出された不合格の党員は12万4千人であった。これにより効果的に党の隊伍が浄化された。