江沢民氏、引き続き積極的かつ穏当に
       政治体制改革を推し進める9つの任務を提起

 政治の建設と政治体制の改革に関して、江沢民同志は、第16回党大会の報告の中で次のように指摘している。

 「社会主義の民主政治を発展させ、社会主義の政治文明を築き上げることは、いくらかゆとりのある社会を全面的に建設する重要な目標である。四つの基本原則を堅持する前提の下で、引き続き積極的かつ穏当に政治体制改革を推し進め、社会主義民主を拡大し、社会主義法制を健全にして、社会主義の法治国家を建設し、民主的で団結した、生気はつらつとした、安定して調和のとれた政治的局面をうち固め、発展させなければならない」

 政治の建設と政治体制の改革に関する任務は、次の通りである。

 1. 社会主義民主制度を堅持し、完全なものにする。

 2. 社会主義法制の整備を強化する。

 3. 党の指導方式と執政方式を改革し、完全なものにする。

 4. 政策決定メカニズムを改革し、完全なものにする。

 5. 行政管理体制改革を深化させる。

 6. 司法体制改革を推し進める。

 7. 幹部に関する人事制度の改革を深化させる。

 8. 権力に対する制約と監督を強化する。

 9. 社会の安定を擁護する。

(『人民中国』インターネット版 2002年11月11日)