対外経貿部、WTO加盟後の国内経済について説明

 中国共産党第16回全国代表大会は13日午後、第4回目の記者会見を行い、対外貿易経済合作部の石広生部長が中国の対外貿易状況について紹介、国内外の記者の質問に答えた。

 ――中国が世界貿易機関(WTO)に加盟して10カ月が経過したが、中国経済にどのような影響を与えたか。

 中国のWTO加盟は、国民経済の発展に積極的な影響を与えている。第一に、中国の対外開放が促進され、中国企業と中国製品の国際進出、外国企業と外国製品の中国市場進出にチャンスを与えた。第二に、WTOルールに従って約2300に及ぶ法律・法規を改正し、社会主義市場経済体制の確立と整備を促進した。第三に、中国は相対的に公平な国際経済環境を築くとともに、公平な国際経済環境に向けた努力を行ってきた。第四に、中国企業の国際競争に対する意識と能力が向上し、国有企業の改革と産業構造の調整が促進された。 (「人民網日本語版」より  2002年11月14日)