103歳が入党申請

 遼寧省瀋陽市に住む103歳の張春台さんは、中国共産党の第16回党大会開催中の11月13日、当地の党組織に、入党申請書を提出した。張さんは感慨をこめてこう言っている。

 「われわれ東北人は、昔は亡国の民の憂き目にあったが、今は幸せな日々を送っている。食べるものも着るものもある。私の一家は四代で、家族は二十二人だが、そのうち八人は共産党員で、みな芽が出ている。彼らはみな共産党に育てられたのだ。共産党がなければ我々の今日もない。現在、政府は毎月、この老人の私に一定額の手当てを支給してくれ、新年や祝日には、私の家を訪ねてきて、ご機嫌伺いをしてくれる。私は心の中で、足りないことはなにかとよく考えてみたが、それは私がまだ共産党員になっていないことだと気づいた。私は入党し、党の良い政策を宣伝したい」

 張爺さんはいぜん矍鑠としており、毎日新聞やテレビを見て、国家の大事に関心を寄せ、喜んで人助けをしている。(人民日報から本誌が翻訳  2002年11月14日)