102歳のおばあさんが入党

 『人民日報』(海外版)の報道によると、10月14日、江蘇省如皋市の102歳になるおばあさんの丁玉珍さんが、中国共産党に入党した。

 2000年1月10日、息子の嫁が丁さんの口述を筆記して、一通の入党申請書を書き上げ、丁さんがそれを丁重に党支部の書記に手渡すのを助けた。書記は「あなたはずいぶん高齢なのに、どうして共産党に入党したいというのですか」と尋ねた。すると丁さんは「共産党は素晴らしい。共産党の指導で、国は強くなり、人々は豊かになり、社会は安定し、人間は健康で長生きになった。私は入党しても、党のために幾ばくのこともできないかもしれないが、私自身の行動によって、子孫たちに、永遠に共産党についていくことを教えたいと思う」と答えたのだった。

 その後2年以上の間に、丁玉珍さんは、国家の大事にさらに関心を寄せ、毎日、定時に中央テレビのニュース番組を見、食後のくつろいだ時間に、決まって若い者に、党規約の一節や、江沢民総書記の「三つの代表」の重要思想に関する学習教材の内容を読み上げさせた。また、定期的に党組織に自分の思想認識を報告した。中国共産党の16回党大会が開催される前夜、丁さんの属する街道の党支部大会は、全会一致で丁さんを、中国共産党の予備党員とすることを決めた。

 丁さんは、目にいっぱい涙をためて、『中国共産党規約』をめくりながら、感激してこう言った。
 「私は死ぬまで学び続ける。党の言うことをきき、党について歩み、振り返ることはない。さらに私は、子孫がよく学習し、共産党のために多くの仕事をするよう教育しなければならない」(本誌翻訳)

(『人民中国』インターネット版 2002年11月14日)