第16回全国代表大会の党規約改正に関する要旨(2)

 中国共産党第16回全国代表大会は、第15期中央委員会が提出した「中国共産党規約改正案」を採択し、改正された党規約の即日発効を決めた。

 中国共産党はマルクス・レーニン主義、毛沢東思想、ケ小平理論、そして「三つの代表」の重要思想を行動指針とする。「三つの代表」は党が長期にわたり堅持しなければならない指導的思想だ。これは党の思想や行動を統一するとともに、全国の各民族人民を団結・指導し、現代化建設の推進や祖国統一を実現、世界平和の維持と共同発展の促進といった歴史的三大任務であり、中国の特色ある社会主義の道を歩み、中華民族の偉大な復興を実現するうえで、深く大きな意義がある。

 第16回全国代表大会で決められた小康(いくらかゆとりのある)社会の全面的建設目標が党規約に盛り込まれたことは、全党員が21世紀最初の20年という戦略的に重要な時期を利用し、力を合わせて改革開放と社会主義現代化事業に取り組むとともに、社会主義市場経済や社会主義民主政治、社会主義先進文明の全面的発展を推進していくうえで重要な意義がある。

(「人民網日本語版」より  2002年11月15日)