祈りたい農村の発展   長野県上高井郡 永原今朝男

 「チャイナスコープ」「農村特集」の記事に、「中国政府が憲法の改正問題を重要視すること」や「人権を尊重すること」が書かれていて、これは将来の中国の発展にとって欠かせないことであり、大変頼もしく感じました。また「三農問題」を「重中之重」として最重要視し、農村改革を積極的に推進する政府の施策にも共感を覚えました。そして農民が政府と一体になって、日本の「農協」ともいうべき「合作社」に加入し、厳しい市場競争に打ち勝とうとする。様々な取り込みにも感動しました。沿海部や都市周辺部との格差の大きい、僻地農村の発展と幸せを祈ります。

テレビ番組と合わせて読んだ   岡山県岡山市 小六宗平

 私は毎日、CCTV大富の番組を見ていますが、「華夏文明」という番組で取り上げられた「大足石刻」が『人民中国』にも紹介され、とても興味深く読みました。テレビでは中国語のナレーションなので判りにくいところがありましたが、『人民中国』では日本語で詳しく説明されているのでとてもわかりやすく勉強になりました。しかも、学問的にも美術史の面からも唐宋時代の繁栄を側面から伝えてくれる仏像たちは実に素晴らしいと思います。

教師と親子が共有すべきもの   青森県青森市 蝦名敏昭

 藤巻啓森助教授の「これでよいのか 日本の教育としつけ」を読んで、全く同感であると同時に、「日本」の子を持つ親の一人として不十分さを反省いたします。知識は教師だけに求めるものではなく、一人の人間として、親子の間でも共有すべきものである。特に社会生活を送る上での最低限のマナー(しつけ・みだしなみ)と正しい歴史観を持つことが重要と考えます。

思い出の写真と見比べながら   横浜市港北区 安藤喜代司

 2002年までの37回の中国旅行で私が訪問した場所は、『人民中国』に毎月必ず一カ所ないし二カ所が掲載されておりますので、私が撮った写真と見比べながら楽しんでおります。5月号は1984年に行った西安の慈思寺の大雁塔と、91年に行った北京・天壇公園の祈年殿が載っておりました。これが毎月の楽しみの一つです。

仏教や民間の神々に興味   大阪府吹田市 山口由美子

 5月の大足の記事に目が止まり、あまりに美しい仏像様の数々にうっとり見とれてしまいました。素晴らしい石刻仏像です! 一番のお気に入りは、37ページC北山仏湾・第125号の数珠手観音様です。今にも動き出しそうです。「客家望郷D」の橋神さまのお話にも引き付けられました。橋の神様、木の神様、石の神様……なんて日本の神道(800万の神)に通じるものがあって、親しみを感じました。

中国語学習にも役立   和歌山県伊都郡 中村友美

 5月から週一回、念願だった中国語を習っています。2008年のオリンピックに向けて中国全土が変化しつつあります。私の中国語も少しは上達してほしい、そして08年にはぜひ中国に行って話せればと思っています。いま毎日少しずつ学習しています。『人民中国』も私が学習を進めるためにとても役に立っています。これからもぜひ活用したいと思っています。「中国語新辞苑」はとても面白いです。