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『瞭望東方週刊』 中国語が世界の脳を変える

 

 中国の対外中国語教育学校「孔子学院」の第1校が2004年11月、韓国のソウルに設立された。

 現在、国外の中国語学習者数は3000万人を超える。約100カ国で各種の教育機関が中国語課程を設け、そのうち大学は2300カ所以上に達している。

 フランスでは英語、日本語、スペイン語の学習者増加率が2〜4%のところ、中国語は38%。日本では第2外国語となり、主な中国語学校5校の入学者が去年5000人を超え、2000年と比べ5倍。米国でもスペイン語に次ぐ第2外国語で、スペイン語、フランス語とともに大学入試の認定外国語となっている。

 欧米では中国語学習は実務的な商業や貿易、交流などの各学習の需要を超えた。中国文化への熱望が主要な原因だ。

 北京語言文化大学の畢継万教授は、中国語の表現は、一般的から具体的に、客観的から主観的に、そして整体性と弁証法的思想に満ちている中国人の思考習慣を反映していると考えている。

 言語は文化交流の促進に欠かせない道具だ。世界中のさらに多くの人々に、自然かつ如実に中華文化を理解させることこそ、中国語教育の目的である。

『北京青年報』五輪に向けた「礼儀学校」

 

 中国は古来より礼儀を重んじる国で、北京人は多くの良い伝統を身に付けていた。しかし改革開放以来、世界各地の礼儀風俗が入り込み、特に簡単で実用的な西洋の礼儀は都市生活に適していて、若者に歓迎された。こうして東西の礼儀文化が混在する状況が生まれ、人々は礼儀作法がわからなくなり、笑われたり恥をかいたりするようになった。2008年の五輪開催を前に、世界の人々に中国人の風格、北京人の風采をどのように見せるのか。これが今、関心を集めている。

 『北京青年報』は昨年12月から、北京青年政治学院や礼儀専修学校などの教授や専門家を招き、「礼儀学校」を開設している。団地で座談会を開き、市民に礼儀を講義する。多くの人々に歓迎され、子どもを抱いて参加する主婦もいる。

 「礼儀学校」では敬老と子どもを大切にすること、他人との交際方法、パーティー参加の注意事項、相応しい装いなど礼儀の常識を教え、質疑応答やディスカッション、実例分析などの方法で人々の心に深く留める。『北京青年報』はこの講義を紙面にて連載し、さらに多くの市民に文明的で優雅な振る舞いを体得させ、北京を魅力的な都市にする。

『城市画報』 カンフー熱、高まる

 

 昨年末、香港の映画スター周星馳(チャウ・シンチー)が監督・主演する映画『功夫』(カンフーハッスル)が封切られ、若者の間で話題となっている。本物の高度なカンフーとは何か。一般人でも最高の技術を習得できるのか。

 カンフーの聖地である少林寺の徳建師匠は次のように語った。「厳密に言うと、武術とカンフーは異なります。武術は闘い中の動作で、一定の規準があり実用性も高く、若者は訓練しやすい。カンフーは、顔を洗う、麦を刈るなど、日常生活の動作から生まれたもので、気持ちさえあれば習得することができる。訓練の最終目的は、闘いのためではなく、徳を高めるためです。高尚な人徳があってこそ、高度な技術を制することができるのです」

 若者たちがカンフーを訓練する理由は、流行っているから、いじめられないためなどさまざまだ。多くの人は健康にいいと考えている。訓練を続けることで、精神のリラックスを感じる人もいる。カンフーの秘める限りない文化と処世哲学を体得するには一生かかる。これこそが、中国カンフーが多くの国の人々に受け入れられる理由だろう。


  本社:中国北京西城区車公荘大街3号
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