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『友誼鋳春秋』第2巻の出版記念会、北京で開催

  『友誼鋳春秋――為新中国做出貢献的日本人』(第2巻)の出版記念会が北京で開かれ、中国中日関係史学会や日本国際交流基金などの団体から100人余りが出席した。

 同書は、日本が敗戦してから新中国成立初期の間、中国の革命と建設に献身した日本人の足跡を記述したもので、中国中日関係史学会が編集・出版した。第1巻も2002年9月に同学会により編集・出版されている(日本語訳は日本僑報社より『新中国に貢献した日本人たち』として出版。詳細は76ページの推薦書で紹介)。

 中国中日関係史学会は中日関係を研究する民間の学術団体で、同書を編纂する際、中国内では当時を知る人に事情を聞き、日本にも取材団を派遣して当事者を訪ねた。真実の資料をもとにまとめられた同書は、当時の中日関係の一つの側面を伝えている。

 出版記念会には、元中国空軍司令官の王海さんと同書の中に記述されている日本の友人6人も参加し、王さんは、「元『帝国軍人』たちは中国初の航空学校の創立に力を貸してくれた。私自身も、日本人教官の下で指導を受け、青空を飛んだ。『友誼鋳春秋』の出版は、私を含む広範な中国人民の日本の友人に対する感謝の気持ちを表している。中日両国がずっと友好的であるよう希望する」と述べた。

 記念会の後、日本の友人6人は北京と天津に分かれてそれぞれ大学で講演を行い、彼らの稀な経歴と感動的な物語は多くの聴衆を引き付けた。 (写真・于文)

オペラ『楊貴妃』、日本で公演

 楊貴妃を題材として中日両国人民の友情を謳歌したグランドオペラ『楊貴妃』が10月19日〜21日、中国国務院新聞弁公室の主催により東京で公演された。

 物語は、盛唐の頃、楊貴妃が日本遣唐使の貞子と赤雄を弟子とし、中国の歌舞を教えたことから始まる。「安史の乱」の中、楊貴妃は日本人弟子たちの保護によって日本へわたり、放浪生活を始める。彼女は異国で故郷を思い、一日も早く明皇(玄宗皇帝)と再び一緒になれることを願う。しかししばらくして、明皇が楊貴妃を恋い慕う余り、失意の中で亡くなったことを聞き、楊貴妃も海に身を投げてしまう。

 全劇は5幕で構成されており、中国の五行の思想(万物の根源をなすと考えられた5つの元素)により、異なった音楽が用いられている。盛唐の時期は「金」、楊貴妃と明皇の恋愛は「火」、楊貴妃の死は「土」、東の扶桑は「木」、故郷への思いは「水」。そして、男女主人公が歌う叙情的な二重唱「天にありては願わくは比翼の鳥となり」が全劇に流れる。音楽は、中国的な情緒をベースとし、日本音楽の素材も取り入れている。

 同劇の投資者・深見東州氏は長年、日中文化交流に力を注いでおり、企業家であると同時に、歌唱・作曲の方面にも造詣が深い芸術家。中国歌劇舞劇院の名誉1級役者であり、同劇では赤雄役を演じている。(写真・于明新)

南水北調中線 水源工事が始まる

 最近、南水北調中線水源工事、丹江口ダムの高さを高くする工事が着工された。これは、南水北調の重要な工事であり、2010年の完成時には、15メートル高くなり、容量は116億立方メートル増え、ダムの面積は745平方キロから1050平方キロになる。またダム地区の移住民は32万8300人で、工事および移転費用として100億元あまりが投じられた。

 将来、長江の水は、丹江口ダムから、1420キロの幹線用水路を通り、淮河、黄河を越え天津に引かれ、北京、天津など20あまりの大中都市に飲用水を提供する。  (写真・于文) (『中国新聞社』)

チベットすべての村にラジオ・テレビ放送

 チベット自治区は1999年に「ラジオ・テレビ放送をすべての村に行き渡らせるプロジェクト」を実施して以来、計1億8000万元近くを投入して、受信・中継や小型のケーブルテレビなど5種類のラジオ・テレビステーションを7333カ所設置した。現在、自治区内のすべての行政村でラジオ・テレビ放送が視聴できるようになった。

 このプロジェクトを実施してから、ラジオ・テレビは、農牧地区の建設経験と科学技術の情報を広めるために重要な役割を果たし、同区の経済発展を促進した。これにより、精神・文化生活が豊かになったため、農牧民は非常に歓迎している。(新華ネット)

人工飼育のトキ 野生復帰に成功

 1年あまりの時間をかけて、陜西トキ保護観察ステーションが行ってきた、人工飼育によるトキの野生復帰実験に成功した。去年10月、野外に放した人工飼育12羽のうち、3羽が行方不明であるほかは、野外の環境にも適応し、すでに野生のトキの群れとともに生活している。

 長期にわたる人工飼育の結果、先天的奇形や幼鳥時の死亡率が高くなったと考えられ、去年から野生復帰の実験が始められた。このプロジェクトは、将来野生の環境に適応したトキを、もともとトキが分布していた区域である陜西の渭河流域や、日本、ロシアなどに戻すことを最終的な目標としている。

 1981年、陜西省洋県で見つかったトキはわずか7羽だったが、長年の努力の結果、中国のトキは770羽になった。また日本に贈られた3羽は、次々とヒナを誕生させ、数を増やしている。(TOMネット)

青少年の娯楽動向が明らかに

 

 最近の青少年娯楽動向の調査で、インターネット、スポーツ、テレビ、携帯電話が、現代青少年の娯楽の主なものになっていることが明らかになった。

 今回調査の対象になったのは、北京市の12歳から24歳の青少年、3250人。この調査からは、速い生活リズムの影響で、青少年はスリルや刺激を好み、学習や仕事のストレスから、娯楽本来の意味での「遊び」から、心身を「リラックス」させるようになっている。また今の青少年は一人っ子が多いため、集団の中に参加していくという傾向が強い。

 また青少年がインターネットに費やす全体的な時間は抑えられている。利用時間は一週間に10時間以内が4割を占め、10〜20時間は3割となっている。またインターネット利用は、主に資料を探したりニュース記事を見たりすることが多く、ゲームをするのは20%となっている。(中国ネット)

台湾住民の出入境手続きが簡略化

 

 台湾住民の大陸への出入境手続きに関する新政策がこのほど、深セン市で正式に実施され、大陸への出入境や居留手続きが簡略化された。

 親戚訪問や観光のために大陸を訪れたり、大陸に投資して起業したりする台湾住民の数は近年、ますます増えている。そこで彼らの大陸への出入境や居留の便を図るため、公安部は新しい政策を出した。

 これまでの政策とは、ビザの手続き方法や発行範囲、有効期限、居留手続きなどすべてにおいて変わった。例えば、台湾住民が一時的に大陸に滞在する場合(1年以下)、3カ月または1年に1回往来できるビザ、及びマルチビザを発行し、居留手続きは必要ない。1年以上滞在する場合は、1年以上5年以下の居留ビザを発行する。このビザによって大陸への出入境や居留ができ、リターンビザを申請する必要がない。また、ビザの延長申請などの面でも変化があった。 (新華社)

公共バスの利用を重視

 最近、ガソリンの供給不足と価格の上昇により、広州市の多くの人が自家用車の使用を止めて公共バスを利用し、数年前から提唱されている「公共バス優先」の理念が、再び注目を浴びている。

 市民の参加率が高い同市の社会フォーラムのなかで、多くの市民は「公共バスを優先的に利用することに、すべての市民が参加しなければならない」と提案した。公共バスの専用車道がほかの車に占用されたり、車内が込み合って乱れ、サービスが悪かったりすると、市民にとって公共バスは外出の際の第1の「足」ではなくなってしまう。そこで、監督システムを強化して公共バスの順調な運行を保障することや、短距離路線の増加、適切な乗車料、高齢者による通勤・通学者の優先など、たくさんの意見が出された。

 専門家は、公共バス優先の保障はいわゆるシステム工学であり、まず、優先を保障する法律を定め、次に、都市計画と結び合わせて専用車道を設置し、最後に、公共バスの車両や停留所を整備して快適な乗車環境を作らなければならないとしている。(新華社)

広東省で義務教育を無料化

 広東省は2005年の秋季入学から、16の県、133万人の農村少年児童の義務教育費が無料化され、その総額は4億4000万元。

 対象は、この16県に戸籍を持つ農村小・中学生。小学生は毎年、雑費の288元、中学生は408元が免除され、教科書代として、小学生は毎年100元、中学生は180元を払う。

 まだ義務教育の無料が実施されていない県(市)の、1人あたりの年間収入が1500元より低い農家の小・中学生は、教科書代が無料になる。このほか全省103万人の義務教育段階の農村貧困学生には、1人あたり毎年100元の生活費が補助される。(人民ネット)

議論を呼ぶ方言入り教材

 今年の新学期、上海市の小学6年生の課外教材『語文総合学習』に、上海方言の文章『儂暁得伐』(知っているかい?)が掲載され、小中学生に方言を教えることは、「普通話」(共通語)の普及を弱化するのではないかという議論を巻き起こしている。この文章には、上海の言葉や文化の特色が紹介され、発音や声調、及び多くのおもしろい上海方言が詳細に列挙されている。

 国際化の加速につれ、上海の人口構造も大きく変化し、上海語を話す人は減少している。テレビ局は、正統な上海語を話せるアナウンサーを招聘できず、「上海語」育成クラスを開かざるを得ない。

 子どもたちに方言を教えることは、「普通話」の普及と逆行していると考える人もいるが、ある学者は、マスターした言葉が多ければ多いほど、文化や社会経験も豊富になると指摘する。方言を紹介することは、子どもたちに方言の背後にある文化を教えることにもなるのだ。(網易ネット)

河南省の小学校に日本政府が無償援助

 日本政府はこのほど、河南省商丘市人民政府に対して72万元を寄付し、この資金は同市夏邑県の程大荘小学校の新校舎建設に利用された。

 夏邑県は河南省東部の山岳地帯に位置し、1人あたりの平均年収が1400元以下という貧しい地域。602人の児童が学ぶ程大荘小学校は、校舎が狭く、1クラスの児童数は60人以上。200人の児童が、転校や自宅で待たなければならない状態にある。校舎は老朽化し、改築が迫られていた。

 今回の援助により、200人の児童は同校に戻ることができた。全校児童が広い教室で授業を受けたり、図書閲覧室を利用したりすることができるようになり、教学環境は大きく改善された。

上海、発展を全市に拡大

 上海市政府はこのほど、同市の発展を市街中心部600平方キロから同市の全陸地面積6300平方キロに拡大させると発表した。

 これまでの「ただ一つの中心」という構造は、高すぎる人口密度や交通渋滞、社区(コミュニティー)の混雑など「都市病」をもたらした。また、約100年の発展により形作られていたインフラの全面改造も、現実的ではない。そこで同市は、発展区域を拡大する戦略により問題を解決することにした。現在、松江新城と臨港新城に続き、第3の中都市規模の新しい街として、嘉定新城の建設が始まっている。(新華社)

農牧業に投資し始めた北京市民

 株や基金に投資していた北京市民は、その目を農村に向け始めた。都市の人たちは、郊外の果樹園やビニールハウスで栽培される野菜に投資し、河北省張家口には、北京市民が投資した葡萄園がある。最近では、「牛乳銀行」が、北京市民の新しく注目している投資となっている。

 「牛乳銀行」とは、投資者が牛乳を多く生産する時期の乳牛を買い、農牧会社にその牛を貸出し飼育させる。投資者は、1年ごとに決まったレンタル料を受け取り、レンタル期間が満期になった時点で、農牧会社は投資者が買った牛の値段で買い取る。

 2頭の牛の投資総額は5万元。投資が2年の場合、毎年のレンタル料は3000元で、3年契約では毎年4000元のレンタル料になる。投資の年数が長くなれば、レンタル料もその割合によって増加する。また、農牧会社は未加工の牛乳を販売し、乳牛の繁殖、牛糞などの副産物から収入を得ることができる。「乳牛銀行」は投資者、農牧会社の両者にとって利益のあるものである。(北京青年報)

北京国有企業株の募集を推進

 北京の国有企業が、株を公開して、国内外の投資者に、国有企業の改革を進める方針を打ち出した。

 個人であっても、資産総額291億元におよぶ、156の北京国有企業のプロジェクトに投資することができ、その中には、王致和食品集団有限公司、六必居食品有限公司、宮頤府食品廠、雪蓮羊絨股フン有限公司などの老舗企業も含まれる。

 今回のこの活動は、社会の資源の助けを借り市場化の方法を通して、国有企業の改革を速めることを目的としている。

 このプロジェクトは、企業の市場競争能力のある主な事業が、市場化の融資によって発展を加速し、またその他発展の見込みのない部門を売却、譲渡することで、それぞれの国有資本が円滑に離れていくことを促している。同時に融資を利用し、もとの資本を活かすことで、国有企業改革のコストを下げ、改革に直面している難問を解決できるとしている。   (ヤフー中国)

山西古村落が対外開放へ

 中国民間文化遺産を救助するプロジェクトで、唯一の古村落調査地であった山西省晋中市楡次区後溝村が、正式に一般公開された。

 後溝村には現在、村民72戸、250人余りが生活している。この村の文字で記録された歴史は、唐代に遡る。地形は典型的な黄土高原の丘陵で、清代、民国年間に建造された独立の窰洞は、伝統的な三合院、四合院を主としている。門前の抱鼓石(門の両側を飾る鼓の形を模した石の置物)、門枕石(門の軸を受ける礎石)、門鮖(門の上の横木)及び照壁(目隠しの塀)は、よい状態で保存されている。

 村内には、大小あわせて18の廟と12の民俗民居、祠堂、舞台が現存し、伝統的な「神の権威」と「族長の権力」を十分に反映している。完全に保存されている地下排水システムは、古代の人々の知恵を示し、後溝古村は、黄土高原独特の乾燥した地形で、農耕が営まれた村として名声を得ている。(人民日報)



 
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