新書情報

  信念の道を生きて
『聖人・孔子の生涯』
銭寧・著  松岡亮・訳
 


 儒家の祖・孔子は、魯国の執政大官を捨て、「仁」を説いて弟子と遍歴するが、孔子の思想を受け入れる国はなかった。失意の中でも決してあきらめなかった孔子の人生には、「聖人」の姿が浮かぶ。

 モダニズムを追求する年代にあって、孔子に関した本を書くことは、時宜にかなっていないかも知れない。しかし翻って考えれば、孔子本人も時代を超越した人物であった。

 なぜ今孔子を書くのかと問われた著者の銭寧は、「孔子は私を感動させた。司馬遷の『孔子世家』を読んだとき、孔子が頑張りぬこうとしていたのは何かということよりも、数々の失敗を体験してもあきらめない孔子の姿に、説明しがたい感動を覚えた」と語っている。

 『興亡夢の如し―秦の宰相李斯』(同著者)と同じように、小説の中では、少し誇張されている所もあるが、折々現代的なユーモアを交えながらも、人物、史実、内容、言葉は根拠に基づいて書かれている。


『人民中国』おすすめのベストテン


@『哈利波特与混血王子』 
   J・K・羅林・著 人民文学出版社

B『京華煙雲』 
   林語堂・著 陜西師大出版社

D『兄弟』 
  余華・著 上海文芸出版社

F『亮剣』 
  都梁・著 解放軍文芸出版社

H『劉心武掲秘《紅楼夢》』 
  劉心武・著 東方出版社

 

A『狼図騰』 
   姜戎・著 長江文芸出版社

C『蔵鱆』
  楊志軍・著 人民文学出版社

E『做最好的自己』 
  李開復・著 人民出版社

G『達芬奇密碼』 
  丹布朗・著 上海訳文出版社

I『草様年華2』 
  孫叡・著 長江文芸出版社

















  

 
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