2005年12月号に届いた読者の声
 

いつ見ても感動の『三国志』  名古屋市 市原秀郎

 「『電光影戯』100年の風雲」を読んで、懐かしく思い出しました。私は中国映画と言えば、やはり『三国志』を思い浮かべます。

 少しタイムスリップしますが、平成12年8月にテレビで『三国志』を放映していることを知り、ちょうどその頃、パソコンの基本を学ぶため学校へ通っていましたが、授業が終わると急いで帰宅し、その『三国志』をビデオに撮りながら見たことがあります。

 今でも、時々思い出してはその時のビデオを見たりします。『三国志』はいつ見ても感動があり、人として学ぶものがたくさんあります。だから大好きです。

中国4000年の歴史をもっと知りたい  長崎県松浦市 山本脩

 毎月『人民中国』が郵送されてくるのを心待ちにしております。政治色が薄く、大変好感の持てる編集は魅力的です。

 私にとってさらに魅力的な雑誌となるために、お願いがあります。それは、中国4000年の歴史をもっと知りたいということです。世界的な遺産や、名所旧跡、都市や農村の地理的なこと、伝統行事や文化、あるいは産業、経済、さらに旅行社などが設定している観光コースではなく、お勧めの隠れた観光コースの紹介があれば嬉しいです。

 また、これから中国の目指している目標などがあれば、ますますすばらしい月刊誌になると思います。

 かつて日本の遣唐使が貴国の優れた文化の影響を受けて発展してきました。私も精力的に吸収したいと思います。

同じ人間同士という認識を持とう  宮崎市 松久寅雄

 中国映画が生まれて百年を迎えたのですね。私にとって忘れられない映画は『古井戸』という作品です。

 日本もそうでしたが、人権が軽視されていた時代、一番悲しさを味わったのは女性ではないでしょうか。

 中国の農婦に関する映画や、魯迅の物語の映画を観て、虐げられた人の人生を深く見つめ、人間性の本質を追及したものだと思いました。

 日中友好の問題も同じ人間同士という認識を持てば、よりよき関係を持てると確信しています。

西安の町を自分の目で見たい   東京都港区 岩渕照代

 貴誌に井真成の墓碑の紹介があった後、すぐに日本で公開され、にわかに関心が高まる中、日中共同制作のテレビ番組『新シルクロード全集西安・永遠の都』では、井真成を案内人として紹介していました。

 懐かしく見入っていたのですが、10年程前に初めて訪れた西安の町とは全く違い、少々複雑な気持ちになりました。やはりもう一度この眼で見て、体感しなければならないと心が動きました。  (担当者 張 哲)

 


     

 
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