編 集 後 記  
 
 
 
 

 

 
 ▽今月号の締め切り間際、国務院新聞弁公室の王国慶・副主任が、最近の中日関係において広く注目されている問題や中国政府の基本的立場について、記者の質問に答えました。そこで本誌はこの回答の全文を掲載しました。中国政府の見解を理解する一助となれば幸いです。

 ▽政治関係ではいまだ、春の訪れが感じられないため、人々はみな、民間交流と文化交流に期待を寄せ、民間の広範なふれあいを通して、相互理解を深めたいと希望しています。
 
 日本は昨年、2006年を「日中観光交流年」とすると発表しました。中国側もこれに積極的に応え、今年の春以降、中国人の日本観光は小さなブームとなっています。
 
 今月号の特集は、このような背景の下で企画され完成しました。中国の観光客、特に若い世代は、日本で何を見ているのか? どんな収穫があるのか? 4つの部分に分け、レポートしています。
 
 この場を借りまして、北側一雄国土交通大臣から熱いメッセージをいただきましたことに感謝の意を表します。また、修学旅行の同行取材を手配してくれました深セン国際旅行社の楊建軍総経理、インタビューに答え、重要な資料を提供してくれた古くからの友人の毛丹青さんにも感謝します。
 
 ▽民間交流は昔から双方向的なものです。今年、中日卓球交流は50年を迎え、日本代表団の訪中に中国は大いに沸きあがりました。本誌では「スペシャル企画」として、かつての名選手たちの感動的な再会と、福原愛ちゃんのインタビューを掲載しました。愛ちゃんのインタビューから、中日間のスポーツ交流に明るい未来が感じられます。 (編集長 王衆一)

   
 
 
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