2007年3月号に届いた読者の声
 

今後の政策展開に期待 長野市 長澤 保

 特集は、都市を支える農民工の生活や現況を理解できる内容でした。

 日本も高度経済成長期を迎えた頃、農民は季節労働者として、建設や土木事業の現場で賃金労働をしていた時代がありました。あの変革の時代を見聞きしているため、13億の人民をかかえる中国社会の動向、エネルギーやスケールの大きさに驚いています。農村と都市に暮らす人々の所得格差は歴然としているだけに、今後の政策展開を期待し、見守りたいと思います。

旅の思い出は永遠 名古屋市 市原秀郎

 「神秘溢れる『北疆』の旅」を読み、懐かしく思いました。天池や天池にまつわる西王母伝説、カナス湖、カザフ族、どの風景もみな懐かしい思いがして、自分のアルバムも一緒に眺めました。

 カザフ族のパオを訪問し、色鮮やかな絨毯に囲まれて、ミルク茶やお菓子をご馳走になったことなど、いろいろなことが思い出され、旅の思い出は永遠に楽しい記憶として残っているものだと、改めて感動しました。

緑陰や 茶馬街道の 石畳 三重県四日市市 落合智恵子

 2年前、昆明―大理―麗江と「茶馬古道」の旅を楽しんだ。特に麗江では、ナシ族の人たちと交流し、玉竜雪山の中腹まで足を伸ばした。「茶馬古道」のことは書物では知っていたが、自分が実際に歩くとは夢にも思っていなかったので、麗江古城のすり減った石畳を踏みしめた時は感慨無量だった。

記事を読んで再び興味が 香川県高松市 内海年廣

 以前、NHKのテレビ番組『シルクロード』で魔鬼城のことを詳しく説明していました。今月号の「神秘溢れる『北疆』の旅」を読み、「ああ、ここなのか」と再び興味がわいてきました。その番組では、中国のカメラマンが何日もテントに泊まり、良い写真を撮ろうとしていました。

中国の底力を感じた 東京都狛江市 岩崎鴻一

 建設ラッシュが続く北京などの大都市。その建設現場を支える人たちの80%が農民工という記事を読み、人口世界一の中国の底力を感じた。

 彼らの多くは低賃金と悪い労働条件の中で働いているというが、彼らの生活が一日も早く改善されることを願っている。

「茶馬古道の旅」が楽しみ 兵庫県西宮市 中原正典

 「茶馬古道の旅」を読み、とても感動しました。30日間の旅で、走行距離は5300キロ。個人では、体力、資力ともにとてもできる旅ではありません。

 中国の自然の砂漠見たさに陽関までは行ったことがありますが、表紙人物で紹介されている李 宜さんが体験した旅は、とても偉大なことです。この連載を大いに期待しています。

 

 

 
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