外交部「結論を急ぐべきではない」イラク問題で


 外交部の章啓月報道官は1月29日の記者会見で、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)と国際原子力機関(IAEA)が先に行ったイラク査察報告について「われわれは(両機関の)評価及び関係方面の反応を注視した。

 イラク問題に関して中国は、国連の枠内での政治的解決を一貫して主張している。イラクは真剣かつ全面的に国連安保理決議を履行しなければならない」と述べた。その上で「査察活動に対する結論を急ぐべきではない。安保理は両機関の意見を尊重し、査察継続を支持し、問題点を整理しなければならない。一方、イラクも国連への協力を強化しなければならない」と指摘した。

          (「人民網日本語版」1/29より)2003年3月20日