一部の国、米国のイラク攻撃に態度を表明


 イランのハラジ外相は20日、首都・テヘランでアメリカによるイラク攻撃を強く非難した。

 ハラジ外相は声明の中で、アメリカの軍事行動は非合法的かつ理不尽なものだと非難すると同時に、戦争が罪のない民間人に与える巨大な被害に深く憂慮を示した。

 また、NATO・ナトー北太平洋条約機構のミケ・ライテスポークスマンは20日朝未明、「アメリカの戦争発動行為は、NATOの直接的行動を代表しておらず、アメリカ軍事当局はその軍事行動について我々に報告することになった」とした一方、NATOが現時点で戦争の勃発について正式な反響を示さないとの態度を示した。

 ドイツ政府は20日朝、声明を発表し、アメリカのイラク攻撃に憂慮を示し、イラク民間人の死傷をできるだけ減少するため、大量破壊兵器を使用しないよう交戦各国に呼びかけた。

              (「CRI」より)2003/3/21