北京市政府 市内封鎖のうわさは「デマ」


 重症急性呼吸器症候群(SARS)拡大防止策として「北京の市街8区で23日から人の出入りを禁止する」とのうわさについて、北京市政府の報道官は「デマにすぎない」と否定した。

 北京では22日夜、うわさを聞いた市民から市長ホットラインに問い合わせの電話が殺到。これに対し報道官は「北京市政府は国務院の指示に従い、SARS対策に全力を挙げて取り組んでいる。全市民と医療スタッフの協力でこの突発的疾病災害に打ち勝ち、市民の健康と生命の安全を守る自信がある」と強調した。

(「人民網日本語版」より)2003年4月23日