広西チワン族自治区で鳥インフルエンザ発生


  国家鳥インフルエンザ実験室の1月27日の発表によると、西南部広西チワン族自治区隆安県で死亡したアヒルが鳥インフルエンザに感染していたことが分かった。

 それによると、1月23日に隆安県のアヒル養殖場でアヒルが死亡したことから、地元政府は規定に基づき、このアヒルを国家鳥インフルエンザ実験室に送ったが、検査の結果、鳥インフルエンザと確認されたもので、地元では直ちに効果的措置をとり、発症地周辺3キロ範囲内の14000羽の家禽を処理し、周辺5キロ範囲内の家禽に対し免疫措置を講じている。

 中部湖北省の武穴市と湖南省の武岡市でも1月26日、鳥インフルエンザの疑いがある鶏やアヒルが発見され、地元当局は、直ちに効果的措置を取ったという。

 いまのところ、人間への影響はない。

                     「CRI」より 2004/01/29