天津などの地区で鳥インフルエンザの疑い例が発見


 中国農業部高病原性鳥インフルエンザ予防抑制作業グループの賈幼陵スポークスマンは9日、「中国の天津などの地区では高病原性鳥インフルエンザの疑い例が発見された」と発表した。

 賈幼陵スポークスマンによると、中国農業部は9日、このほど、天津の津南区、湖北省の麻城市、雲南省の安寧市、陜西省の華陰市では、高病原性鳥インフルエンザの疑い例がそれぞれ一件発見されたという報告を受けた。

 これらの感染情況を受けて、地元政府は直ちに家禽を処分したり、予防接種などの緊急強制免疫措置を講じたりしており、現在、感染情況がすでに抑制され、人への感染例はないということである。

                  「CRI」より 2004年2月10日