政治協商会議の委員、大卒生の就職、両岸の"三通"について発言


 第十期全国政治協商会議第一回会議は10日全体会議を開き、14人の委員が大学卒業生の就職、台湾海峡の"三通"実現促進、人口が少ない少数民族への支援拡大などの問題について発言した。

 席上、九三学社の趙乃岩委員は、その発言で、去年の大学卒業生は30万近くに達したことから、就職のルートを拡大し、卒業生職業指導サービス機構を設け、優遇政策を実施して大学卒業生が自主的に創業したり、西部地区と農村に仕事にいくのを奨励するよう政府の関係部門に呼びかけた。

 また、台湾民主自治同盟中央の劉亦銘副主席は、台湾海峡両岸の経済の互恵という枠組みは徐々に形成されつつあることを受けて、台湾人民の意志を尊重し、祖国大陸の主張に応え、政治的要素による影響と妨害を無視し、海峡両岸の人々の福祉のため。双方の往来と交流を強め、直接の"三通"をいち早く実現させるよう台湾当局に呼びかけた。

(「CRI」より)2003/03/11