広範にわたり代表的な政協委員


 中国人民政治協商会議(政協)第10期全国委員会のスポークスマン・張国祥氏によると、政協第10期全国委員会の委員は、34の分野にわたる2238人。政協第9期全国委員会第一回会議の委員より42人増加した。

 うち、第9期から引き続き担当する委員が1099人で、全体の49.1%、新任委員が1139人で同50.9%を占めている。中国共産党の委員は895人で同40%近く。それ以外の委員が1343人で、同60%以上に上っている。

 民主党派のメンバーは666人。少数民族の委員は262人で、全体の11.7%を占め、55の少数民族にわたる。女性委員は373人で、全体の16.7%を占め、第9期より1.2ポイント増加した。

 非公有制経済の代表と、その他の新しい社会階層の代表は、以前よりも増えている。

 第10期全国委員会の委員は学歴が高く、その年齢構成も比較的整っている。高等専門学校か、それ以上の学歴を持つ委員が1909人。高級職階(高い役職名)を持つ委員が1367人である。

 第10期全国委員会の委員は、平均年齢が56歳で、第9期より3.3歳若返った。今回はまた、各分野の設置も調整された。従来の「社会福利界」が「社会福利と社会保障界」に調整され、それにより該当範囲が拡大した。(本社編集翻訳)

(『人民中国』インターネット版) 2003.3.3