28日のSARS感染状況 感染者累計3106人


 衛生部新聞弁公室は28日午後、香港、澳門(マカオ)、台湾を除く国内のSARS流行状況を発表した。発表によると、28日午前10時までの24時間に新たに報告されたSARS患者は203人(うち医療関係者36人)、退院者は7人、死亡者は9人となった。

 国内の省・自治区では、8カ所で新たな感染と「疑い例」が、1カ所で新たな感染、8カ所で新たな「疑い例」が確認された。残る14カ所では新たな感染や「疑い例」はともに見つかっていない。

 新たな感染者は地区別に、北京市96人(死亡3人)、河北省3人(死亡3人)、山西省29人(退院1人、死亡1人)、内蒙古自治区38人(死亡1人)、河南省1人、湖北省1人、広東省13人(退院6人)、甘粛省1人(死亡1人)。北京市の新感染者のうち37人は、「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース。

 新たに報告された「疑い例」は290人に達した。地区別には、北京市149人、天津市12人、河北省8人、山西省29人、内蒙古自治区24人、黒竜江省1人、上海市1人、浙江省1人、安徽省1人、河南省3人、湖北省2人、湖南省1人、広東省51人、重慶市1人、四川省4人、陝西省2人。 

 これまでの累計では、感染者は3106人(うち医療関係者653人)、退院者は1306人、死亡者は139人となった。国内で感染が確認された省・自治区は変わらず26カ所である。「疑い例」患者の累計は2106人に達した。

                   ( 「人民網日本語版」より)2003年4月30日