18日のSARS感染状況 感染者累計5233人


 衛生部新聞弁公室は18日午後、香港、澳門(マカオ)、台湾を除く国内の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染状況を発表した。発表によると、同日午前10時までに新たに報告されたSARS患者は28人(「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース16人)、退院者は70人、死亡者は2人となった。

 国内の省・自治区では、3カ所で新たな感染と「疑い例」が、1カ所で新たな感染、7カ所で新たな「疑い例」が確認された。残る20カ所では新たな感染や「疑い」はともに見つかっていない。

 新たな感染者は地区別に、北京市17人(退院25人、死亡2人)、河北省8人(退院14人)、山西省2人(退院15人)、広西省1人(退院1人)。北京市の新感染者のうち8人は、「疑い例」患者がSARS感染者と確定されたケース。

 新たに報告された「疑い例」は71人に達した。地区別には、北京市32人、天津市2人、河北省7人、山西省2人、内蒙古自治区5人、吉林省3人、上海市1人、河南省1人、江蘇省1人、広東省17人。 

 これまでの累計では、感染者は5233人(うち医療関係者959人)、退院者は2079人、死亡者は284人となった。「疑い例」患者の累計は2082人に達した。

                  (「人民網日本語版」より)2003年5月19日