中国海峡両岸、SARS予防と治療についての

テレビ電話会議を再度開催


 中国大陸と台湾、香港などの医学専門家が27日それぞれ、北京、台北、広州、香港の各地を結ぶSARSの予防と治療に関するテレビ電話会議を開いた。
これは海峡両岸の情報交換を進め、SARSの予防と治療の経験を互いに参考にし、SARS治療のレベルアップをはかるためである。

 このテレビ電話会議では、各地の医学専門家はそれぞれのところのSARSの予防と治療に関する最新情報と流行病学の調査方法を紹介したほか、SARS患者の臨床診断基準、流行病の特徴、治療方法及び潜伏期間などの問題について幅広く意見を交換した。

 また、中国政府がマカオ特別行政区を支援するSARS予防用物資の引渡し式は今日27日珠海市で行われ、国務院の香港・マカオ事務弁公室の寥暉主任が中央政府を代表して、これらの物資をマカオ特別行政区の何厚?行政長官に引き渡した。

 このSARS予防用物資には赤外線体温測定器、防護服それに薬品などが含まれている。
             

                CRIより 2003/5/28