4日のSARS感染状況 新たに報告されたSARS患者はゼロ


 衛生部新聞弁公室は4日午後、香港、澳門(マカオ)、台湾を除く国内の重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染状況を発表した。発表によると、同日午前10時までに新たに報告されたSARS患者はゼロ、退院者は116人、死亡者はゼロとなった。

 国内の省・自治区では、3カ所で新たな「疑い例」が確認された。残る28カ所では新たな感染や「疑い」はともに見つかっていない。

 新たに報告された「疑い例」は4人に達した。地区別には、北京市2人、四川省1人、広東省1人。 
 
  これまでの累計では、感染者は5329人(うち医療関係者969人)、退院者は3674人、死亡者は334人となった。「疑い例」患者の累計は908人に減らした。

           「人民網日本語版」より 2003年6月5日