中国の専門家、SARS抑制での西洋医学と
漢方医学を結合した良い治療法を発見


 中国SARS予防治療本部が9日北京で、中国の専門家は比較研究の末、西洋医学と漢方医学を結合した良い治療法を発見したと発表した。

 これはこの本部の科学研究難関突破グループのメンバーである中国医学研究院の劉保延副院長が発表したもので、劉保延氏はその際、「ここ1ヶ月以来、北京の11の病院で500人のSARS患者に対する比較治療を行った結果、西洋医学だけによる治療よりも西洋医学と漢方医学を結合した治療を施したほうが解熱効果がよく、呼吸困難や咳などの病症がでる時間も短く、患者へのホルモン使用量も少なくなり、これによって副作用もあまり出なくなった」と語った。

                       (「CRI」より) 2003/6/10