西蔵自治区のSARS対策支援を指示 国務院


 国務院は4月30日、重症急性呼吸器症候群(SARS)予防・治療工作監査グループの第5陣を西蔵(チベット)自治区に派遣した。西蔵自治区でのSARS対策の支援に当たる。

 西蔵自治区ではこれまでにSARS感染者は報告されていない。しかし、党中央、国務院では自治区でも警戒を強めていく必要性を強調。関係部門に対して、医療設備や医薬品の搬送を適時行い、西蔵自治区のSARS対策を支援するよう指示した。

                    (「人民網日本語版」より)2003年5月6日