温家宝総理、SARSの防止治療成果の強固、
発症率の減少と治癒率の向上を強調


 温家宝総理は30日南部の広東省でSARS防止治療活動を視察した際、「広東省のSARS防止治療活動は著しい成果を収めたものの、現在最も重要なのはSARS発症率の減少、治癒率の向上及び疫病発生の反復を防止することだ」と強調した。 温家宝総理はバンコクで行われたSARS対策を協議する中国アセアン特別会議に出席した後広州に到着したもので、広州では、学校、住宅地、工事現場、病院のSARS防止治療活動を視察した。

 温家宝総理は、「SARSに打ち勝つのは科学に頼らなければならない。各方面の科学研究者を組織して、SARSの診断、治療、免疫などの面で出来るだけ早くその対策を見出す」と強調した。

                            ( 「CRI」より)2003/05/06