温家宝総理、
「農村SARS治療防止作業、五つの措置を遂行」


 新華網北京5月6日発 国務院は6日午後、北京で全国農村SARS治療防止作業テレビ会議を開き、農村SARS治療防止作業、経済対策を指示した。温家宝・中国共産党中央政治局常務委員、国務院総理は重要な講話を発表、「農村SARS治療防止作業の重要性、緊迫性を認識し、思想を統一し、リードを強化し、措置を遂行し、あらゆる方法で農村での大規模な疫病の発生を抑え、広大な農民の健康と生命を確保し、農村経済の健全な発展と社会の安定を確保しなければならない」と指摘した。

 温家宝総理は講話の中で、「農村SARS治療防止作業をしっかりと行うには、五つの措置を着実に遂行しなければならない」と指摘した。すなわち、一、組織、リードを強化する。二、宣伝、教育を展開する。三、農村疫病に対する監視を強化する。四、応急手当メカニズムを確立する。五、養成、回診を強化する。六、疫病伝染のルートを断ち切る。都市で稼ぐ農民に対して現地管理、現地予防、現地観察、現地治療を行い、里へ送ってはならない。七、農民患者に対して無料治療を行う。八、共同管理、共同防止、共同抑制を行う。九、部門間、地域間の協力を行う。

 温家宝総理は「我々は胡錦涛総書記をはじめとする党中央で緊密に団結し、全面的に三つの代表を貫き、自信をしっかりさせ、元気を奮い立たせ、団結し、困難を克服し、農村SARS治療防止、農村経済発展の勝利を収めるよう努力しなければならない」と指摘した。

                               (「新華網」より)2003/5/8