北京大学生10人をSARS対策の現場に派遣


 北京大学公共衛生学院によると、同学院の学生10人が6日、国家衛生部によって疾病控制司情報信息弁公室での重症急性呼吸器症候群(SARS)予防・治療活動に派遣された。

 国家衛生部は現在、流行病、統計、管理、文字処理の分野で一定の能力を備えた人材の協力を緊急に必要としている。北京大学公共衛生学院からスタッフとして派遣された学生10人のうち、博士課程の学生は3人、修士課程の学生は5人、本科生は2人。

 衛生部疾病控制司情報信息弁公室は、統計、文書、分析の3つのグループに分かれており、全国各クラスのSARS対策弁公室から報告する情報および全国各クラスの伝染病報告システムから報告するデータの処理、分析、伝達を行っている。さらに同弁公室では、各省の関連情報のフィードバックと追跡に基づき、衛生対策部門に科学的、正確、詳細な感染状況の最新情報を報告し、SARS対策を決定する指導者に最新の基本データを提供している。

                        (「人民網日本語版」より)2003年5月8日