温家宝総理、「北京のSARS予防・
治療活動は初歩的な効果をあげつつある」


 中国の温家宝総理は5日、北京でSARS予防・治療活動を視察した際、「北京市のSARS予防・治療活動は幾分局面を打開して、初歩的な効果を上げつつあるが、予防と治療の情勢は依然として深刻であり、その任務の重大性はまだ相当続くものである」と述べた。

 温家宝総理はその際、「北京は全国の政治・文化の中心であるが、北京市の予防・治療を確実に行うことは国全体の大局にかかってゆく。各級の幹部は自信を持って指導を強化し、SARSの予防と治療を積極的に進めなければならない。現在、最も重要なことは各級の幹部が科学に依拠し、大衆に依拠することを堅持し、発病率を減少させ、全快率を向上させ、死亡率を低下させるため努力しなければならないことである」と強調した。

                               (「CRI」より) 2003年5月8日