中央からのSARS対策援助物資、香港に到着


 中央政府からの援助物資を満載した大型トレーラーが8日午前9時50分、深セン市皇崗から香港入りした。これは、重症急性呼吸器症候群(SARS)対策への援助として香港に送られる物資の第1便。

 皇崗で行われた引渡式では、唐家セン国務委員が中央政府を代表し、防護服、防護用靴カバー、ゴーグル、マスクなどを香港特別行政区の董建華行政長官に引き渡した。これらの物資は、いずれも国際レベルに達した高品質のもので、香港特別行政区政府の求めに応じて中央政府から無償で提供された。

 唐国務委員は「必要があれば、中央政府はこれまで通り全力を上げて香港を支援していく」と強調。また董行政長官と香港特別行政区政府によるSARS対策の成果に対し、中央政府の高い評価を伝えた。

                       (「人民網日本語版」より) 2003年5月12日