首都鋼鉄公司、新工場は海辺の埋立て地に
 

北京の鉄鋼大手、首都鋼鉄公司(首鋼)の工場が移転する。北京市工業促進局はこのほど、河北省唐山市南部の渤海湾西岸に位置する曹妃甸地区で建設中の首鋼新工場の視察を行った。海に囲まれた新工場はまるで海面に「浮かぶ」ように見える。北京の日刊紙「北京日報」が伝えた。

北京市の首鋼移転協調指導チーム弁公室の責任者の話によると、首鋼の曹妃甸鉄鋼工場プロジェクトは水資源と環境影響についての評定結果も国家の関連部門から取得し、プロジェクト全体の進展は順調に行われているという。新工場の埋立て工事はすべて終了し、その面積は11.95平方キロメートル。第一期工事の建設用地としては十分需要を満たすものになっている。

計画では、最初の段階で年産485万トン規模に、第二段階で年産970万トン規模に達する新工場の建設が予定されている。

「人民網日本語版」2006年8月29日

 
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