現在位置: 社会
海南島を国際観光島にノービザや免税を拡大

 

海南島の亜龍湾は熱帯の風光が美しい

中国国務院(政府)は今年の初めごろ、『海南国際観光島の建設と発展の推進に関する若干の意見』を公布し、海南国際観光島の建設を国家的戦略に格上げした。

海南島は中国最大の経済特区であり、また唯一の熱帯の島からなる省である。国の戦略的計画によると、海南島に2020年までにまず世界一流の、海の島のレジャー観光の景勝地を建設する。ここでは開放政策と簡便な出入国管理が実行される。すでに21の国からの入国はビザが免除されているが、さらにフィンランド、デンマーク、ノルウェー、ウクライナ、カザフスタンの5カ国がビザ免除の国となる。

同時に、海南島には国際的なショッピングセンターが建設される。現在、中国は、海南島で外国と香港、マカオ(澳門)、台湾からの観光客が購入した物品に対して税金を還付する具体的方法や、島を去る観光客の買い物を免税にする政策の実行可能性を研究している。

このほか、海南島に国際的な観光・娯楽施設を建設するよう努力している。また、スポーツ籤やスピード籤の発行を検討している。

 

人民中国インターンネット版 2010年2月

 

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850