| 黄河を保護 整備が進むウランブホ砂漠
文、写真=段非平
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| ウランブホ砂漠の整備において、よく見られるのは、麦、イネ、アシなどの植物を砂の中に挿し入れ、そして砂で押さえ、その上に潅木を植える方法である |
ウランブホ(烏蘭布和)砂漠は、内蒙古の西部に位置し、総面積は約1万平方キロメートルである。ウランブホ砂漠は、面積は最大ではないが、中国のすべての砂漠の最東ラインであり、西部は多くの大砂漠と接し、毎年冬から春への移行期の強い西北風による中国北部地域の砂嵐を加速する地区となる。近年、ウランブホ砂漠は、絶え間なく東進し、直接的に黄河の脅威となるだけでなく、沿岸の平原の国家商品穀物生産区の正常な生産と周辺地区の人々の日常生活に深刻な影響を与えており、ウランブホ砂漠の整備は火急を要する課題である。
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ウランブホ生態補水プロジェクト |
ウランブホ砂漠の灌漑区と黄河への脅威を徹底的に解決し、母なる河である黄河を守るため、当地の政府は、砂を防ぎ、砂を整備するための一連のプロジェクトを起動し、それには例えば、ウランブホ防氷分洪生態補水プロジェクトなどである。それは、黄河の氷が水流を阻むことにより水位が著しく上昇した場合、洪水をウランブホ砂漠に引き入れ、洪水を防ぐと同時に砂漠に大量の生態用水を注ぎ、砂漠地区の生態条件を改善するものである。このプロジェクトは、2009年に始動し、2010年3月には、黄河の氷結期に最初の生態補水4000万立方メートルを注いだ。砂を治め、造林するプロジェクトでは、一年間あたりに100万ムー(1ムーは、6.、667アール)を造林し、森林カバー率は、2004年の4.67%から9. 83%に上昇している。
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未整備のウランブホ砂漠西部 |
整備後のウランブホ砂漠東部 |
ウランブホ砂漠の整備は現在、東から西に向かって進められており、取材陣は、車で砂漠の東部から西部を横断し、整備の前後を比較することにより、数年にわたる砂漠の整備の効果を明らかに認めることができた。未整備の西部では、黄砂が連綿と連なり、県の中心部の町に近い砂漠の東部では、長年の整備により、人の背丈より高い砂漠の植物がしげり、植生のカバー率は高く、そこがかつて砂漠だったとは想像もできない。
砂漠の整備は、長期にわたる難度の高いプロジェクトであるが、砂を治める人々の努力により、この地ではすでに巨大な変化が起きている。治砂をすすめる人々の努力が砂漠をオアシスに変える夢を実現させることを信じる。
人民中国インターネット版 2010年7月20日
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