高原の果物と野菜の里――パナム県

2019-03-26 10:06:36

 

チベット自治区のパナム(白朗)県はシガツェの東南部にあり、平均標高は4000メートル以上です。地元政府とチベット族住民の努力により、果物と野菜の栽培産業や食糧産業が絶えず発展し、「高原の果物と野菜の里」、「チベットの穀倉」となっています。

有機野菜のパナム生産基地は産業発展のモデルです。野菜生産で有名な山東寿光野菜産業グループがパナムに進出して以来、果物と野菜の栽培技術や地元の技術者を大いに養成してきました。これにより、チベット族住民の雇用と収入が増加すると共に、住民たちは新鮮な果物や野菜を食べられるようになりました。同時に物価も安くなり、地元の経済発展にきわめて大きな変化をもたらしています。

現在パナム県のハダカムギが2年連続で米国の市場に進出しています。また、果物と野菜の栽培面積は14400ムーを突破しました。そのうち、3000ムーの良質のクコがEUや米国、日本の有機認証に合格しました。パナム県は2018年末現在で、新しい種類の有機野菜計141種類を栽培しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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