スキージャンプ

  スキージャンプは、1924年にシャモニーで開催された第1回冬季オリンピックでデビューして以来、冬季オリンピックの主要な種目となっている。1988年のカルガリー大会で空中を舞ったエディーイーグル(英国)や、“宙を舞う口ひげ” ことロベルトヨハンソン(ノルウェー)など、スキージャンプは常にオリンピックの象徴的な場面を演出してきた。北京2022では、スキージャンプは5種目が行われる。その中には冬季オリンピック初登場となる混合団体も含まれている。

  スキージャンプは、張家口にある国立スキージャンプセンターで行われる。張家口では他にも、スノーボード、フリースタイルスキー、クロスカントリースキー、ノルディック複合、バイアスロンなどの競技が行われる。スキージャンプのコース(世界初の常設コース)は、長さ164m、高さ60m、最も広い部分で34m。ジャンプ台の建築デザインが、中国の伝統的な縁起物「如意」に似ていることから「雪如意」という愛称で呼ばれ、大会終了後は、中国代表チームの練習場として、また観光地として利用される予定。

 

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