データによると、安徽省の対外貿易輸出入総額は「第13次五カ年計画」（2016年～20年）末の5451億5000万元から、24年末には8643億7000万元まで増加した。

 サービスイノベーション対策やビジネス環境の最適化などの分野で合肥税関は一連の措置を打ち出し、通関の利便性向上を図っている。越境ECなど新業態や新ビジネスモデルの発展を積極的に支援し、外資系企業のために新たな分野や領域を開拓し続けている。企業の育成に全力を挙げ、これまで省全体で輸出入の実績がある企業は１万3000社に上り、「第13次五カ年計画」末から4000社近く増加している。

 また、合肥税関は自動車産業、集積回路産業など安徽省の重点産業に関して、合肥製自動車の輸出支援、安徽省集積回路産業の発展援助、新エネルギー自動車産業クラスターの構築支援など独自にカスタマイズされた業務措置を相次いで打ち出し、安徽省の貿易構造に絶えずモデルチェンジと最適化を推し進めている。

 このほか、合肥税関は「一帯一路」の質の高い共同建設を積極的にサポートし、ＲＣＥＰ（地域的な包括的経済連携）など多国間貿易協定政策の経済効果が十分に発揮できるよう推し進め、200以上の国と地域で安徽省輸出製品が販売されるよう支えている。今年の第１四半期から第３四半期まで、安徽省と「一帯一路」共同建設国の貿易総額は3919億4000万元と、省全体の貿易総額の54％を占め、「第13次五カ年計画」末から８ポイント増加した。