中国で10億7200万人が新型コロナワクチン接種を完了

中国全土で新型コロナワクチンのブースター接種を受けた人の数はすでに37973000人となった。また、各地域で3歳から11歳までの児童を対象とした新型コロナワクチンの接種が次々始まっている。中国国務院共同対策メカニズムが6日に開いた記者会見で、中国疾病予防管理センターの免疫プログラム首席専門家王華慶氏は、「すでに承認されている新型コロナウイルスの不活化ワクチンを接種すると、児童でも高い免疫ができる」と説明した。北京日報が報じた。

王氏は、「集団免疫を獲得する上で、児童も重要な一部を占めている。有効性を見ると、中国の3歳から11歳までを対象にした不活化ワクチン接種の前期臨床試験では、高い免疫ができることが分かっている。前期臨床試験では、児童がすでに承認されている不活化ワクチンを接種した場合の副反応の発生状況は大人とほぼ同じであることも分かっている」と説明した。

今月5日の時点で、中国全土で報告された新型コロナワクチンの接種回数は231100万回で、接種が完了した人の数は107200万人となっている。

 

「人民網日本語版」2021118

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