中国国家観光局と甘粛省政府が共同で主催する第8回敦煌行・シルクロード国際観光祭りが6月19日夜、甘粛省の嘉峪関市で開幕した。甘粛省の唐仁健省長、文化・観光局の党グループメンバー杜江氏、本イベントの主賓国キルギス共和国の特別代表ユソノーブ・アブドゥマギト氏が開幕式に出席し、あいさつをした。

唐仁健氏は「『一帯一路』イニシアチブは甘粛省とシルクロード沿線国家・地域との交流協力の強化や互恵ウィンウィンの実現に重要な機会をもたらした。観光業は甘粛省が世界に発信する際の美しい名刺となっている。今回の国際観光祭りが発見の旅、体験の旅、協力の旅となるよう願っている」と述べた。

杜江氏は「シルクロードは文化の道、ビジネスの道のみならず、世界で最も活力に溢れ、潜在力を秘めている観光の道でもある。来てくださった皆さんが、この観光祭りというプラットフォームを生かし、発展のチャンスを分かち合い、実務協力に取り組み、共同発展を促すことを願っている」と述べた。

「一帯一路」沿線国家・地域の中で、シルクロードを正式名称として使用する唯一の常設観光イベントである敦煌行・シルクロード国際観光祭りは２０１１年に初めて開催されて以来、すでに７回成功裏に開催されてきた。本イベントは「シルクロードで甘粛を思う存分楽しむ」をテーマに、スペイン、ドイツ、米国、タイなど52の国・地域から368名のゲストが参加し、海外からのゲスト数および参加国数は過去最高を記録した。（文、写真＝段非平）