中国外文局と科大訊飛(アイフライテック)が戦略的協力を

2018-06-21 15:15:18

620日、中国外文局と科大訊飛公司(アイフライテック)の戦略的協力合意の調印式が北京・中国外文局で行われた。中国翻訳協会会長兼中国翻訳研究院院長の周明偉氏、中国外文局副局長の方正輝氏、アイフライテックCEOの劉慶峰氏および高級副総裁の江涛氏らが調印式に出席した。

 方副局長は「対外翻訳は中国外文局の中核である。現在、翻訳業界には技術革新の波が押し寄せており、中国外文局とアイフライテックの戦略的協力は、どのようにAI技術を利用して翻訳業界の発展を促していくか探求するものであり、中国で起こっていることについてより良く描かれることは、「一帯一路」建設にも役立つだろう」と述べた。

 戦略的協力合意に基づき、中国外文局とアイフライテックは資源、技術、資本など多方面で協力を進め、共同で国家レベルのAI翻訳プラットフォームを構築し、AI補助翻訳プラットフォームの建設(人機一体の補助翻訳プラットフォーム)や、翻訳業界の産業化におけるAI技術の応用を進めると同時に、多言語翻訳のニーズを満たしていく。

 劉CEOは「アイフライテック は、AI翻訳分野の3つのコア技術である音声認識、機械翻訳および音声合成において、いずれも世界最先端のレベルに達している。今回の外文局との提携により、翻訳分野におけるAI技術の発展と、ユーザーにとってより使いやすく、正確で、手軽な翻訳サービスの提供が必ず促進されていくだろう」と述べた。

 同会場にて、アイフライテックは「訊飛翻訳機2.0」の「中露オフライン翻訳」や「同時通訳」という2つの重大な機能アップグレードについても発表した。

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