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08年の中国科学の10大発見(9)ブラックホールの証明根拠

 

宇宙には一体、中等質量のブラックホールは存在するのか。この問題は学界でずっと論議されてきた。中国科学院国家天文台の陸燁副研究員は南京大学の黄永鋒氏、清華大学の張双南氏とブラックホールが恒星を呑み込む過程での一種特殊な現象について共同研究し、「中等質量のブラックホール」の存在を証明する間接的な論拠を提起した。その研究成果は米国の雑誌「アストロノミカル・ジャーナル」、英国の科学技術紙「ニュー・サイエンティスト」に掲載。

発見者の話

06年6月14日、米NASAの衛星「Swift」が初めて一種の非常に特殊な「γ線の嵐」の「捕捉」に成功した。およそ102秒間続いたが、エネルギー強度はむしろ非常に低かった。

私は、それは中等質量のブラックホールが恒星を「呑み込む」過程で発生した力であると考えた。ブラックホールは決して恒星を「一口で呑みくだす」のではなく、時間をかけて「捕えた」後、自身の巨大な質量で生じた力を借りて、恒星を徐々に「裂き砕き」、「瓦解」して、ゆっくりと「丸呑み」していく。その間、巨大なエネルギーを急速に放出する。

権威筋の評価

雑誌「アストロノミカル・ジャーナル」編集者――この新たなモデルは、中等質量のブラックホールについて探求するうえで新たな手法となるだろう。

 

陸燁氏 中国科学院国家天文台副研究員、同学院大学院副教授。

 

「チャイナネット」2008年12月31日

 

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